
寛永十七年(1640年)に延海大阿闍梨が、観世音菩薩の御告げを受けて、十一面千手観世音菩薩を本尊として安置して中興されました。
京都の清水寺を模して建立された為、古くは新清水寺とも呼ばれました。
令和7年7月に安藤忠雄建築研究所設計監理のもと、関係各位のご支援を賜り新本堂が落成の運びとなりました。
新本堂は、地域の皆様に親しんで頂き、より多くの方に訪れて頂けるお堂として新たに生まれ変わりました。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

御本尊は、十一面千手観音、脇仏は、阿弥陀如来と聖観音菩薩となっております。お参りの際は、「オン・ロケイジバラ・キリク」とお唱えください。
新西国三十三カ所霊場、摂津八十八カ所霊場の仏像となります。

四天王寺金堂の地下にあると伝えられる青龍池から流れ出ているとされている白石玉出の霊水が300メートル離れた地下を流れて滝になったものであり、大阪市内の観光名所・パワースポットとしても親しまれております。現在でも、滝行場として滝に打たれて行を行う方がおられます。滝の奥にある石窟には、石像の不動明王・八大竜王神などをお祀りしております。

京都の清水寺の舞台を模して造られたと言われており、四天王寺夕陽丘の地名にもあるように、少し高台になった舞台からは、美しい夕陽や、通天閣、ハルカスをはじめとする大阪の街を望むことが出来ます。